地価の高騰で困った!今起きている異変について
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
半導体バブルで地価が高騰中の熊本。
経済への恩恵が期待される一方で、困った問題も発生しているようです。
それは、地価高騰による医療機関や、その関連企業の撤退です。
地価が高騰することで、商業施設などにテナントとして入る企業の家賃負担も上昇。
商業用地は特に、一時期の倍近くまで家賃が高騰している例もあるそう。
この状況に、テナントとして続けることができずに撤退していく商店や企業が続出し、その中でも医療機関の撤退が深刻だということなんです。
なぜ医療機関が撤退しなければならないのでしょうか?
それは、病院や薬局は、国が定めた価格でしか仕事をすることができず、コスト上昇を価格に反映できないという性質があるからです。
特に薬局の撤退が多くみられる上に、新規開業も難しくなっている状況だそう。
大きな企業が運営している薬局などに比べ、小さないわゆる地域薬局からなくなっていくことで、必要としている人の元へ、適切なサービスが届きにくくなるという心配があります。
医療サービスが続けられないほどの地価高騰となると、新しい住民だけでなく元々住んでいた地域住民にとっても大きな問題です。
良い面だけではなく、このような悪影響や生活を脅かしかねない異変、自治体もこういった現状を把握し、しっかり対策をしてもらいたいものですね。
くまどんでした♪