住宅ローン控除の還付金っていつ頃もらえるの?
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
マイホームの購入の際に住宅ローン減税を利用した場合、「還付金」を受け取れることがあります。
還付金とは、払い過ぎた税金を返してもらうお金のこと。
住宅ローン現在の場合は所得税の還付金が受け取れる可能性があるのですが、どういう場合に、いくらくらい、いつ頃受け取れるのでしょうか?
住宅ローン減税を利用する場合、2月にある確定申告の時期に自分で申請をするか、会社勤めで2年目以降であれば年末調整での申請を行うことになります。
そして、還付金が発生する場合、年額で「ローン残高の0.7%」までで「残高の上限4000万円」までと決まっています。
ただし、上限4000万円なのは省エネ基準を満たしている新築住宅の場合のみ。また長期優良住宅に認定されている場合は上限が5000万円となります。
例えば、2024年に長期優良住宅を購入、住宅ローン残高が4,500万円以上残っている場合、1年間で控除できる金額の上限は4,500万円×0.7%=31.5万円
という計算になりますね。
この場合、31.5万円が手元に戻ってくる、と考えてしまいそうですが、そうではありません。納めた所得税以上の還付金を受け取ることはできないため、その年の年収に左右されるのです。
還付金が振り込まれる時期は、1年目は申告手続き後1カ月か〜1カ月半程度です。e-Tax(電子申告)で手続きした場合は少し早く、申告から3週間程度で還付金が振り込まれます。2年目以降に年末調整で手続きした場合は、基本的に12月~翌年1月の給与に上乗せして還付されます。
期待していたよりも還付金が少ないと感じる人も多いようですが、所得税から控除しきれなかった額は住民税から控除されるなど、節税効果はしっかりあります。
住宅ローン減税は改正も多く、年々条件が厳しくなっているのでぜひ気になる人はお早めにチェックしてくださいね。
くまどんでした♪