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室内の寒暖差に要注意!


こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

約75%の人が「住まいの中での寒暖差」を感じている、という調査があるそうですが、皆さんはいかがでしょうか?
あたたかいリビングからトイレやお風呂に行くと、どうしてもその温度差を感じるのはしょうがないこと、という人も多そうですよね。
しかし、この寒暖差はしょうがないことでは済まされない、危険をはらんでいるんです。
それは寒暖差によって体に起きる「ヒートショック」です。

ヒートショックは特に高齢になるにつれて命を脅かす現象です。
急激な寒暖差によって血圧が急上昇し、心臓や血管に負担がかかってさまざまな健康障害を引き起こす可能性が高まることを指していて、特に心筋梗塞や脳梗塞の発生が増えるといわれます。また、急な血圧上昇で意識を失い、例えば浴室内で溺れてしまうケースもあるようです。

特に断熱性能の低い昔の家だと、リビングとトイレの温度差が10度以上ある、という家もあるそう。該当する家にお住まいの人は、リフォームや住み替えを検討する際にぜひ重視してみてください。
 
手軽に室内の寒暖差をなるべくなくす方法としては、以下があります。
・暖房のない場所に温風ヒーターなど暖房器具を設置する
・浴室内を予めあたためておく
・断熱リフォームをする
特に断熱リフォームについては大掛かりなリフォームではなく、窓やドアを断熱性能の高いものに交換するなどの手軽なものでも意外と高い効果があるのでおすすめです。お風呂やトイレに窓がある家などは特に有効ですよ!

そのほか、お酒を飲んだ後にお風呂に入らないこと、急に立ち上がったり、いきみすぎたりと、血圧の乱高下が起こる行動をしないことなどにも気をつけましょう。
寒暖差で危険な目に遭わないように、しっかり対策をしてくださいね。
くまどんでした♪