高気密高断熱住宅は乾燥する? 冬の乾燥対策
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
省エネ住宅が標準化され、もはや住まいの高気密高断熱は当たり前の時代になりました。
特に新築で家を購入する場合は補助金等の利用が優遇されるため、最低条件として検討している人も多いでしょう。
外気の影響を受けにくく、光熱費が節約できるとされる高気密高断熱の住宅ですが、実はデメリットとして「空気が乾燥しやすい」ということがあるようです。
なぜ高気密高断熱は乾燥しやすいのでしょうか?
それは「外気の影響を受けない=外の湿気も取り込まない」から。
外の暑さ寒さを室内に取り込まないよう隙間なく施工されているため、室内に外の湿気も入りにくくなっています。
さらに、ほとんどの家で冬に暖房器具としてエアコンを使用しますよね。
これにより、さらに乾燥を感じやすくなってしまうというわけなのです。
冬に室内が乾燥すると、寒さを感じやすくなるだけでなくウイルスの増殖も起きやすくなります。インフルエンザが冬に流行するのはこのためですよね。
高気密高断熱住宅で適度な湿度を保った住まいにするには、
・加湿器を利用する
・観葉植物を置く
・水槽を置く
などが有効です。
特に加湿器についてはさまざまなタイプのものがたくさん出回っていますので、手頃なものから取り入れてみてください。
お手入れが面倒な人はスチーム式、小さなお子さんやペットなどがいる場合は超音波式がおすすめです。
観葉植物や水槽は、インテリアの一部としてもおすすめ。
ただし、一気に空間が加湿されることはないので、やはり加湿器との組み合わせが安心です。
家族の健康のためにも、高気密高断熱住宅の乾燥対策、頑張っていきましょうね。
くまどんでした♪