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Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)ってZEHとどう違うの?

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

住宅ローン減税などで、省エネ住宅の基準ともなっているZEH(ゼッチ)。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略で、「断熱」「省エネ」「創エネ」を兼ね備えた住宅のことです。消費エネルギーよりもつくったエネルギーの方が多くなることを目指していて、太陽光発電などでエネルギーを創出することができる住宅となります。

このZEHですが、都市部や寒冷地などで発電するために十分な発電量を見込めないケースに対応して、
「Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)」
なる基準も存在するんですよ。

Nearly ZEHは、「創エネ」の基準がZEHよりも低く設定されています。ZEHの削減率が100%以上であるのに対して、Nearly ZEHは「創エネ」を加えたエネルギー消費量の削減率が、75%以上100%未満です。
具体的には、寒冷地、多雪地域、屋根面積が限られていて十分な大きさの太陽光発電を搭載できない住宅などが対象です。
もちろん、ZEH同様に補助金の対象でもあります。

Nearly ZEHの認定基準でZEHから緩和されているのが以下の条件です。
外皮平均熱貫流率(UA値)が、地域区分の1、2地域は0.4(W/㎡K)以下、3地域は0.5(W/㎡K)以下、4~7地域は0.6(W/㎡K)以下であること。(ZEHと同じ
太陽光発電設備を設置すること。(ZEHと同じ)
上記2.を除き、基準一次エネルギー消費量を20%以上削減すること。(ZEHと同じ)
上記2.を加え、基準一次エネルギー消費量を75%以上100%未満削減できること。(ZEHは100%以上)

省エネ住宅はお得にマイホームを建てるためには必須の条件です。
自分たちの場合はどの基準に適合するのか? どの程度の基準をクリアするべきなのか? しっかり考えておきましょうね。
くまどんでした♪