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無垢材のお手入れって実際どうなの?

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

新築でマイホームを建てる、もしくは中古住宅をリフォームする、という場合に、「無垢材を使った内装にしたい」というお声をよく聞きます。

無垢材とは、天然の木から切り出されたままの木材のことで、木の香りやナチュラルな風合いが楽しめる人気の木材です。

接着剤などの化学製品を使っていないので体にも優しく、使い込むと色や質感に変化も出やすいため、小さなお子さんのいる家族、過ごす時間と共に経年劣化を楽しみたい人に選ばれる傾向があります。

特にフローリングに使用したいという人が多く、床材でよく見かけますね。

一方で、一般的なフローリングよりお手入れの手間がかかるのも事実。

実際に、無垢材をフローリングに選ぶと、どのようなお手入れが必要になるのでしょうか?

無垢材には「仕上げ塗装」が施されているものとそうでないものがあります。

無垢材はそのままの状態だと水分を吸い込みやすく、フローリングにしたい場合は日常の汚れが染み込んでしまうため現実的ではありません。

そこで仕上げ塗装を施すのですが、大きく分けて2つの塗装方法があります。

 

1つ目は浸透系の自然塗装。

これはオイルやワックスを無垢材に染み込ませることで水を弾き汚れにくくする塗装のこと。自然なツヤが楽しめますが、年に1回程度、定期的な塗り直しが必要です。また、強度は上がらないので、傷には弱く、強い汚れだと防げないことも。

 

2つ目は、ウレタン系のコーティング塗装。

こちらに関しては表面にウレタンの膜ができるため、10〜20年ほど長持する塗装です。汚れもつきにくく、お手入れも水拭き程度でOK。年に1回ほど、ワックスをかけておくとさらに長持ちします。しかし素人には対応できない塗装で、メンテナンスも再度専門業者に依頼することになります。天然木特有の質感も失われてしまうため、無垢材の良さを肌で感じたい場合にはあまりメリットはないかもしれません。

 

どちらにしても、気をつけておけば通常のフローリングとさほど手間は変わらないようにも見えますね。

お好みの雰囲気に合わせて、素敵なマイホームづくりを実現しましょう!

くまどんでした♪