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老後資金の救世主?「リバースモーゲージ」って?


こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

住宅ローンの返済計画を立てる際、返済後に必要な老後資金について頭を悩ませている人は多いかもしれません。
支払いが終わった後に、まとまった資金が残っていない場合、安心して生活を送ることができなくなってしまいます。ローンの返済をしつつ、子どもの教育資金も捻出し、自分たちの老後資金も貯めておく、となるとなかなか苦しそうですよね。
日々節約しても間に合わないかも、と不安になるのも無理はありません。

そんな中、持ち家を利用した老後生活の資金繰りが可能な「リバースモーゲージ」という制度が注目を集めています。

このリバースモーゲージ制度は、自宅を担保にお金を借り入れする制度のことです。
これだけ聞くと、
「せっかく住宅ローンを返済し終わったのにまた借金するのは抵抗がある」
と考える人も少なくないでしょう。

ではなぜ、この制度が注目されているのかというと、この仕組み自体が高齢者を対象としたものだからなのです。
不動産を担保に銀行から融資を受け、契約者が亡くなった後に担保となっている不動産で融資分が返済される仕組みになっていて、毎月の返済は利息分のみ。
持ち家があるが現金収入が少なく、自宅を誰かに相続する必要のない高齢者にとって、年金がわりに利用できるのです。もちろん、自宅を売却する際の査定によって利用できる金額は異なりますが、生きている間に自宅を手放さずにすみ、老後資金を手にできるメリットは大きいですよね。
借り入れたお金の使い道に制限もありません。
最終的に自宅が売却されてしまうため、土地や建物の相続トラブルなどが起きやすいことや、不動産価格が下落して融資限度額を下回るなどのリスクは想定しておく必要はあります。家族や親族がいる場合は、しっかりと事前に話し合いは行いましょう。

高齢化社会がどんどん進むにつれて、需要が高まりそうな制度です。
興味ある方はぜひ調べてみてください!

くまどんでした♪