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団体信用生命保険の「一般団信」「ワイド団信」「疾病団信」3種類を比較

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

住宅ローンを借りる際に加入する「団体信用生命保険」。
省略して団信と呼ばれます。
団信は、ローンの契約者が返済期間中に死亡または高度障害状態になってしまい、返済が困難になった場合に保険金で住宅ローンの残債を完済する保険です。
住宅ローン契約時に、借入の条件として団信に加入することを求められますが、この団信にもいろいろ種類があるって知っていますか?
団信には、大きく分けると「一般団信」「ワイド団信」「疾病団信」の3種類があります。
それぞれ、どのような内容なのでしょうか?

まずは一般団信について。
一般団信とは、契約者が死亡や高度障害となった場合に住宅ローン残高相当の保険金が下り、それによりそれ以降の住宅ローン返済が免除される保険です。保険料は基本的に借入金利に含まれるため、一般団信のためにさらに保険料を上乗せして払う必要はありません。

次にワイド団信について。
ワイド団信は、一般団信の加入が難しい人向けの、加入要件が緩和された団信のことです。
団信に加入する際には、生命保険に加入するのと同じように健康状態の告知が必要です。契約者の健康状態によっては一般団信に加入できないケースもあり、そうなると住宅ローンの契約自体ができないということになります。そこで過去や現在の健康状態に不安がある人でも加入できるよう、ワイド団信では条件が緩和されているというわけです。
その分、金利が上乗せされるなどコストの負担は増えますが、ワイド団信であれば加入できる人にとっては助かりますよね。

最後は、疾病団信について。
疾病団信は少し複雑です。がん保障、3大疾病保障、8大疾病保障、11疾病保障、全疾病保障などの疾病の内容によってさらに分かれていて、基本的には指定された疾病と診断された場合に保険金が下ります。
ただし、疾病と診断されたからどのような状態になったかによって保険金が下りるかどうかが判断されるケースが多く、細かい条件設定がありますので注意が必要です。
ほとんどの金融機関で、住宅ローン契約時の団信加入は義務となっていますが、フラット35に関しては団信加入が義務ではありません。団信加入が難しい場合や、別の生命保険で補う場合にはフラット35での契約を利用しましょうね。

他にも、団信のことでわからないことがあれば、住まいの円むすびにご相談くださいね!
くまどんでした♪