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建蔽率って何?

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

「家を建てたい!」と土地を探したり、間取りを考えたりしていると、よく出てくる言葉のひとつに「建蔽率(けんぺいりつ)」があります。
建蔽率とは、土地の面積に対しての建物の面積の割合のことを言います。
求め方は、
・敷地面積÷建築面積×100
です。
建物の面積は、真上から見た時の面積で計算しますよ。

「せっかく土地を買って、好きに家を建てることができるのだから、できるだけ効率よくギリギリまで土地を活用したい!」
と考える人も多いと思いますが、建蔽率は建築基準法によって制限されていて、法律内での建蔽率に収める必要があるんです。

さらには、定められている建蔽率の制限は土地の利用目的や地域によって異なります。
建蔽率は30%から、広い場合は80%とかなりの幅があるため、土地を購入する場合には必ず他の土地との比較、確認を怠らないことが大切です。
ちなみに、建蔽率は2019年の改正建築基準法の施行により、緩和項目が追加されました。
購入予定の土地が「防火地域」「準防火地域」に指定されていた場合、建蔽率が10%緩和されるというもので、これには、延焼防止性の高い建物への建て替えを促進する目的があります。条件さえ合えば、10%広い家を建てられるというのは、かなりメリットになるのではないでしょうか?

皆さんの土地選び、目的を理解した上でこの建蔽率の緩和を上手に利用するのも賢い方法ですよ。

くまどんでした♪