二世帯住宅って、アリ?ナシ?
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
マイホームを購入しようと考える場合、夫婦どちらかの親世帯と一緒に住むという「二世帯住宅」が選択肢になるケースもあります。
特に、土地探しをする必要がないことや、親の援助を受けて家を建てることができること、家事や子育てに協力してもらえることなどにメリットを感じる家庭は多いですよね。
二世帯住宅は、1980年ごろから増え始めたものです。
一般化した背景には、バブル期の土地価格高騰がありました。一般家庭では手が出ないほど土地が高額になってしまい、手が出せる価格帯の土地に家を建てるとなると、通勤に何時間もかかるという不便な環境を強いられることになる、という人が続出したのです。そのため、親の所有する土地を使い、二世帯で住むという考えが普及したのでした。
土地の価格が落ち着いた後も、親と協力して生活をするという二世帯住宅のメリットは共働き家庭が増加した時代にマッチし、定着していきます。
ちなみに、土地価格が安くなると夫婦単独でもローンを組むことが容易になることから二世帯住宅の数は減少傾向になります。そして、土地が高くなるとまた二世帯住宅の数が増える、を繰り返してきているのです。
ここ最近ではまた土地の価格が上昇傾向にあり、今までの流れから見ると二世帯住宅の需要は高まりそうですよね。実際、住まいの円むすびにご相談される皆さんのなかにも、二世帯住宅を選択肢に入れている家庭はコンスタントに見受けられます。
二世帯住宅を検討する場合に注意しておきたいのは、「土地の名義」です。
最初は親名義のままにするケースが多いと思いますが、土地の名義を分ける「分筆」をする場合は、手続きが煩雑で分筆費用は住宅ローンに含まれないことも多いということを覚えておきましょう!
熊本エリアの場合、農地を宅地に変更して二世帯住宅を建てる、というケースもよく見かけます。この場合、土地の転用する手続きも必要になりますよ。
「二世帯住宅も検討したい」とお考えの皆さんは、ぜひ、事前にプロにご相談を!
くまどんでした♪