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住宅ローンの支払い中って、賃貸に出せる?

 

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

 

マイホームを購入する際には、お金のことや生活のことをしっかり考え、計画を立てた上で契約をしますよね。
この場所、間取りの家で、この金額で、生活や支払いは大丈夫なのか?
子どもの進学、思いもよらない出費などにも対応できる計画になっているのか?
たくさん考え、吟味して決めていく必要があります。

しかし、ここまでしっかり考えておいても、思いもよらないことが起きるのが人生です。
思いがけない転勤や転職で住み続けられなくなる、家族みんなで引っ越しをする必要が出てくる、なんてことも。
そんな時、住み続けられなくなったマイホームを賃貸に出して家賃収入を得ようと考える人は少なくないはずです。

でもこの考えを実行に移すと、大変なことになるんです!

 

 

皆さんがマイホームを賃貸に出そうとする際、住宅ローンが完済している状態であれば問題はありません。
注意すべきは、ローン返済中の場合です。

住宅ローンは、原則、自分が住む家を購入するためのものであり、賃貸経営のためのローンとは目的は別となります。
そのため、住居用の住宅ローンのままで賃貸に出してしまうと、金融機関を騙して目的以外のお金を借りていることになり、契約違反とみなされてしまいます。
そうなると、残りの住宅ローンの残債を一括返済するように求められる可能性が高くなるのです。
住宅ローン返済中で賃貸に出したい場合は、原則、金利の低い住居用の住宅ローンから、賃貸用のローンへと借り換えをする必要があります。
金利が高くなる、税金の優遇措置が受けられないなどの制約が出てきますので、注意してください。

もし、やむを得ない事情でローン返済中のマイホームに住み続けることができなくなった場合、まずは住宅ローンを利用している金融機関に相談をしましょう。
例えば、住めない期間が数年だけなどの場合、賃貸に出さないで済むよう金融機関によっては個別に対処をしてくれることもあります。

マイホームを検討中の皆さん。
マイホームを購入する際は、途中で「こんなはずじゃなかった」ということにならないように、しっかりとライフプランを作成しましょう!

くまどんでした♪

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