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住宅ローンは最大何年まで組めるの?

 

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

 

 

住宅ローンを契約した話を見聞きする場合、多くの人が「35年ローンで…」や「70歳まで支払いが…」と話しているイメージ、ありませんか?
なんとなく、住宅ローンは30年〜35年間くらい支払いをしていくものだという認識がある人がほとんどなのではないでしょうか。
実際、住宅ローン利用者は28〜34年ほどかけて完済するケースが多いと言われています。

返済期間が短いほうが気分は楽なように感じますが、なるべく毎月の返済金額を抑えたい場合は長めに設定した方が安心ですよね。
実際のところ、返済期間は何年くらいまで契約できるのでしょうか?

 

 

現在、大手の住宅会社などで比較的よく見かけるのは「40年ローン」。
特に、賃貸の家賃と比較しても返済額が変わらないか安くなることを売りにしている場合は、金融機関と提携して最長40年の返済期間を設定しているようです。
さらに、35年の返済期間を上限にしてきた住宅金融支援機構も、「フラット50」の取り扱いを始めています。最長50年の返済期間です。

「これなら月々の返済金額を抑えられる!」
と思うかもしれませんが、注意点があります。
まず、月々の返済金額は少なくなっても、返済総額が少なくなるわけではないということです。長く返済する分、返済総額が膨れ上がり、老後資金を圧迫する心配があります。もちろん、金利も高く設定されています。

また、基本的に住宅ローンの完済時年齢には上限が設けられていて、金融機関によって異なりますが、69歳もしくは長い場合でも79歳までに払い終わる必要があります。
例えば、契約時の年齢が40歳だった場合は、多くの場合69歳になるまでの29年間、長いところで79歳になるまでの39年間が最長返済期間の目安です。

40年ローン、50年ローンは存在しますが、結局はすべて「完済年齢に制限がある」ので、契約時のあなたの年齢によって最長の返済期間が決まってしまうんです。
マイホームの購入を検討中の人は、ぜひ早めに行動に移しましょうね!

くまどんでした♪