相場よりも安い土地「再建築不可物件」
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
皆さんは、売りに出ている土地の中で「再建築不可物件」という表記を目にしたことはありませんか?
なぜか相場よりも安く、掘り出し物件のように感じますが、再建築不可とはどういう意味なのでしょうか。
そして、この再建築不可物件の土地にマイホームを建てることはできるのでしょうか?
実は、再建築不可物件というのは「今現在その土地に建っている建物を壊して新しく建て直すことができない」物件のことを指します。
なぜこのような物件があるのかというと、建築基準法ができた昭和25年以前に建てられた物件で、今の法律で決まっている接道義務を満たしていないものがあるからなのです。
接道義務とは、以前もブログでお伝えしましたが
「建物は幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していないといけない」
というもので、
消防車や救急車などの緊急車両が侵入できるように義務付けられています。
このような理由で、再建築不可物件は更地にして新築を建て直すことができないのですが、建築申請が不要なリフォームであれば、既存の家をリフォームすることはOKです。
建築申請が不要なケースは2階建て以下で延べ床面積が500平米・高さ13メートル以下の木造建築物である場合です。
ただし、気を付けていただきたいことが、再建築不可物件の場合は住宅ローンが利用できないか、受けられても金利が高くなるという点。
再建築不可物件は物件としての価値が低く、融資が受けられないことがほとんどです。
マイホームの土地探しを検討している皆さんは、お買い得! と思って飛びつく前に、一度しっかり情報を確認しましょうね。
住まいの円むすびでは、土地探しについてのアドバイスも行っております!
お気軽にご相談くださいね。
くまどんでした♪