住宅ローンの「ボーナス払い」は損?得?
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
住宅ローンの返済計画に「ボーナス払い」を組み込むというケース、よく聞きますよね。
年に2回のボーナス月、余裕のある時に少しでも多めに返済をすることで、月々の負担を減らしたい!という考えは皆さん持っているのではないでしょうか。
ただ、世の中が不安定な時期が続くと、ボーナスの額が減ってしまうこともあります。中にはボーナスが支給されなかった、なんて人もいますよね。
ボーナス払いを併用したいけれど、結局、それってお得なのでしょうか?
住宅ローンのボーナス払いを併用する最大のメリットは、毎月の返済額を減らすことができることです。
ボーナス月に多く支払えば支払うほど、毎月の負担が下がっていきます。
逆にデメリットとしては、月々の返済額が少なくなることで元本の減り方が緩やかになり、最終的な返済総額が増えてしまう可能性があります。利息を減らしたい場合は併用しないほうがメリットは大きいということですね。
ボーナス払いを併用するということは、「本当は月々の支払いに上乗せしたいけれど、家計を圧迫するから仕方なくボーナス月に回す」という妥協案であることを考えると、あまりお得な策だとは言えないようです。
ボーナスが安定して支給されるお仕事の人で、ボーナスをうまく返済に使いたい!と考えているのであれば、金利が低い今、ボーナス払いにせずにその分を貯蓄しておきまとまった金額にしてから繰り上げ返済に使ったほうが断然お得! ですよ。
住宅ローンは一度契約してしまうと返済の内容を変更することが難しいので、事前にしっかり調べ、相談して計画を立てておきましょうね。
くまどんでした♪