「フラット35」ってそもそもどんなローンなの?
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
家を買う、建てる、という場合に、必ずと言っていいほど必要になるのが「住宅ローン」ですよね。
ほとんどの人が利用する住宅ローンですが、世の中にはさまざまな種類の住宅ローンが存在します。
なかでも特に有名なものが「フラット35」です。
皆さんも名前は聞いたことがあるという人がほとんどだと思います。
では、このフラット35って結局どんなローンなのでしょうか?
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携した住宅ローンのこと。
住宅金融支援機構は国交省と財務省が管轄の政策金融機関です。
借り入れの窓口は、民間の金融機関になります。
特徴として、民間の金融機関では扱いにくい固定金利の住宅ローンであるということが挙げられます。
民間の金融機関で貸し出したローンを住宅金融支援機構が買い取るという仕組みになっていて、民間金融機関が金利変動のリスクを負わずに固定金利の住宅ローンを販売することができます。
すべての金融機関が取り扱っているわけではありませんが、多くの銀行や信用金庫などで利用できるものです。
基本的には日本国籍であれば誰でも借りることができますが、借りられる金額が100万円以上8000万円までとなり、住宅の購入価格または土地取得費を含む建築費を超える額を借りることはできません。
また、年収基準が定められていて、年収と返済期間によって借りられる額の上限が変わります。
金利が固定金利しかありませんが、民間の金融機関と違い年収基準を満たせば借りられることが多く、転職して間もない人や自営業の人でも比較的借りやすい住宅ローンなんです。
金利上昇のリスクもないので、将来のリスクが心配な場合にも適していますね。
マイホームは一生に一度の大きな買い物ですから、しっかりと複数の住宅ローンを見極めて、自分たちに合ったローンを契約するようにしましょう!
くまどんでした♪