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住宅ローン減税が変わったって知っていますか? その1

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

マイホームを購入する際に、多くの人が利用することになるのが「住宅ローン減税」制度です。この制度は、住宅ローンを借り入れた際に金利の負担を減らすことができるもので、原則10年間、所得税の額から毎年の住宅ローン残高の1%が控除されるという内容でした。消費税が上がった際には、10年間という控除期間が3年延長されるという特別措置もあり、家計の負担を減らすことができるありがたい制度でしたね。

この住宅ローン減税が、今年2022年に変更されたことはご存知ですか?
今回の変更、実は「改悪だ」という声も聞かれるなど、利用者にとってはあまりうれしくない改正だったようです。
具体的に、何が変わったのかを見ていきましょう!

まず、大きな変更点として
・控除率が1%から0.7%へ引き下げ
があげられます。
新築、中古住宅共通の控除率です。
単純に控除の額が減ってしまったのですが、これはこれから住宅を取得する人が対象となるため、今住宅ローン控除を受けている人には影響ありません。

また、今回の改正により、住宅ローン減税の実施期間が4年間延長されました。これにより、2025年までの住宅取得については減税の対象とすることができます。控除の期間についても、消費税増税のために延長されていた分がそのまま継続され、新築住宅については13年間の控除が受けられます。(中古住宅は10年間)

控除率は引き下げられてしまいましたが、適用される期間などは延長されたので、「今すぐマイホームは無理だけどそろそろ考えたい」という場合には安心できる改正だったのではないでしょうか。

他にも改正されたポイントがありますので、次回、続きを見ていきましょう!
くまどんでした♪