頭金と金利の関係を把握しよう!
こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!
前回、「マイホームを購入する際は必ずしも頭金を貯める必要はない」「頭金を用意するのがお得かどうかはローンの金利が関係している」というお話をしました。
では、具体的にどのくらいの金利を目安にすればいいのでしょうか?
今回は、そのチェック方法をお教えします!
まず、頭金をしっかり貯めてからマイホームを購入していたひと昔前、親世代の住宅ローン金利について見ていきましょう。
皆さんの親世代がマイホームを購入していた時代は、今から30年から35年ほど前。その時代はバブルと呼ばれる好景気だったこともあって、なんと住宅ローン金利は8%前後という今では考えられないくらいの高さでした。
例えば、金利8%の時に3,000万円のマイホームを買うとしましょう。
頭金を5年後までに300万円貯めてから2,700万円の30年ローンを組んだ場合と、全額借り入れして35年ローンを組んだ場合では、頭金を用意した方がなんと1,000万円以上もお得になる計算です。
この時代を経験してきた人が「頭金はしっかり貯めなさい」と言うのもうなずけます。
しかし、バブルがはじけ、時代は超低金利時代。
今は、頭金を貯める暇があったら、1日でも早く借り入れをしてマイホームを購入した方がお得というケースも多々あります。
皆さんにとってどちらがお得なのか、判断するには以下のチェックをしてみてください。
・頭金で圧縮できる利息<家賃の合計=「頭金を貯める方がお得」
・頭金で圧縮できる利息>家賃の合計=「頭金を貯めず今買う方がお得」
昔の意見を鵜呑みにせず、今のご自身の状況をしっかりと見極めて、損をしないマイホーム選びを心がけたいものですね。
くまどんでした♪