BLOG

賃貸vs持ち家!どちらがお得?

こんにちは! 「住まいの円むすび」のくまどんです!

皆さんの中には、「マイホームは欲しいけれど賃貸で十分かな?」という人も多いのではないでしょうか? 家や土地は資産になるけれど、気軽に引っ越しができる賃貸の方が、先々に何かあったときに対応できるような気もしますよね。

 

では、支払いの面では、購入と賃貸にどのような差があるのでしょうか?
AさんとBさん、それぞれ35歳、4人家族でお子さんは4歳と2歳という2家族を設定して計算してみます。住むことにはさまざまなお金がかかりますので、それぞれ比べてみましょう!

 

まずは賃貸のAさんの場合です。最初は家賃6万4千円、駐車場1台つきのアパート、そして10年後に駐車場2台つき家賃9万円の広めのマンション、とお子さまの成長に合わせて引っ越しをすると仮定します。そして、お子さまが独立した後は、またご夫婦2人で住みやすい手頃な家賃7万5千円のマンションにお引っ越し。トータルで、3回の住み替えです。

 

次にマイホームを購入したBさんの場合です。3000万円の家を35年の固定ローン、金利1.3%で購入したと仮定します。固定資産税が年に10万円、65歳の時に350万円をかけてリフォームをする予定も入れておきましょう。
この2つの場合、どちらがお得だと思いますか?

75歳までは賃貸のAさんの方が支払額は安いようですね。そこを境に逆転し、持ち家のBさんの方が安くなります。さらにBさんのグラフを見ると、66歳のあたりから、支払額が横ばいになっているのが分かりますね。
85歳までの総額で見ると、賃貸のAさんは5124万円、持ち家のBさんは4626万円となり、498万円の差でした。

 

いかがですか?
長く住むことを考えると、持ち家の方が徐々にお得感は出てきますが、ご家族の生活スタイルや金銭状況によって捉え方はさまざまだと思います。金額も500万円程度と、思ったより大きな差は出ませんでしたが、もっと家賃の高い家に住むのであればもう少し差が出ますので、そこは慎重に判断しましょうね。

 

このようにお金の面だけで見れば賃貸と持ち家は大差ないということが分かりますが、持ち家には賃貸にはない「住宅ローンがゼロになる」ケースが存在します。

 

次回はそのことについてお話ししますね!
お楽しみに。

 

くまどんでした♪